イミテーション檸檬

ステッカーを手にしたみなさんは
好きなところに貼ってみてください。
これが「IMITATION LEMON」プロジェクトです。

このステッカーを持っている、
それだけでも差し支えございません。
そうしたら貼った/持っている写真を撮って
私に送ってください。随時アップロードします。

個展「杳」の

ご予約について

茨城県水戸市「Space lab BUBBLE」地下1階にて、8/4より8/13まで高梨麻梨香個展「杳」を開催します。入場無料・会期中無休・平日のみ予約制となっておりますので、下記リンク先からご予約をお願い致します。

Works

これまでの作品についてはこちらをご覧ください

About

 高梨麻梨香(以下、私)は日本各地のAIRに参加しながら、訪れた土地の民話や風土そして「音」を収集し、【音響】を主な表現方法として活動している。私の行っている研究の特徴として、都市や環境の記憶が存在し続ける機能として対象地域の現象や景観、オーラルヒストリーを題材に、社会学や文化人類学の視座を加えた<新たなサウンドスケープ>の形成を主な目的としている点が挙げられる。その背景には、単に環境音の美しさや視覚的な魅力といったデザイン思考に囚われ、風景を点もしくは表層として捉え矮小化してしまった近年のサウンドスケープの概念に対する懸念があり、それらを超克したサウンド・アート領域の拡張を試みている。対象に対して理論的に分析を行うことをリサーチと称し、サウンド・アートの文脈からリサーチに基づいた作品制作を実践する。

  上記理由から私の作品は、①その土地でしか発生しない音や、その土地ならではの素材(民話や現象、象徴するマテリアル)を、様々な視点によるリサーチを基に異なる場所や時間から複数箇所採取し、作品の中で再構築されていること。②視覚情報と聴覚情報を断続的に接続させることで、対位法の効果をもたらし、鑑賞者自らの心情風景として作品を展開すること。③視覚情報と聴覚情報、空間と鑑賞者が相互に作用し合う空間彫刻的なサウンドインスタレーションを展開していること。以上3点を特徴としており、これまでのサウンド・アート作品と様相が異なる。

  要素を削ぎ落として作品化していく過程の中で、リサーチした内容を全て反映させることはできない。申請者は、リサーチした内容をまとめ、査読付き論文を執筆した経験を有する。一時的にしか滞在できず地域と関わりきれないAIRの参加者の態度として、日頃から作品発表だけでなく、論考を作成・発表もしくはZINEを発刊するまでのシーケンスを作品制作及び滞在制作の一環として取り組んでいる。

 

高梨 麻梨香

1995年生まれ、秋田県出身。これまでの作品について詳細は下記ホームページに記載しております。ぜひご覧ください。

Urban CHICKEN:LOCO

高梨が所属するアーティストコレクティブ「Urban CHICKEN:LOCO」ホームページサイト。都市のニワトリをコンセプトに作品制作・空間形成をしていきます。

Cheating on the brain
I have no answers of our own
No matter what our hearts desire

Coffee is ready I light my cigarette
Guess what it's all about